公開日 2015年09月16日
尾道市立大学芸術文化学部日本文学科光原研究室では、尾道学研究会との共催により「哲学/文学セッション【尾道という「場所論」と「場の力」~光原百合作『扉守』から~パートIV】」と題した公開講演会を次のとおり開催します。
本学教授?光原百合の作品集『扉守』(株式会社文藝春秋)の各短編を解読するシリーズも第5回目となり、今回は「写想家」を取り上げます。
内 容:1.荒木正見先生講演 『光原百合「写想家」における「想い」の現実性』
作品では、カメラという道具が写真家の腕(?)によって、対象が想っていることを抜き取るというファンタジーが描かれますが、たしかに私たちが普段思っていることはどれほどの存在的現実性があるのか、は大きな課題です。作品のテーマの枠組みから哲学的にも重要なテーマへと拓いてみたいと思います。
2.講師による「写想家」についての対談
日 時:平成27年9月27日(日) 18:30~20:00
場 所:尾道市立大学サテライトスタジオ1F(入場無料、事前申込必要)
講 師:荒木正見 (九州大学哲学会会長?尾道学研究会顧問?哲学、心理学)
光原百合 (尾道市立大学芸術文化学部日本文学科教授?文芸創作)
申 込:地域総合センター (電話 0848-22-8311 【代表】)
共 催:尾道学研究会、地域健康文化学会
後 援:山陽日日新聞社